*某ブログよりお借りしました。
先ほど、FOMCのことを書きましたが、FRBとBOJのバランスシートを比較してみて下さい。
BOJのバランスシートは、2012年の8月以降に過去最大を更新しています。
それ以降、バランスシートは、さらに拡大しています。
これは、アベノミクス以前から拡大基調であったことがわかります。
一方、米国は、QE3を昨年9月に決定していますが、FRBのバランスシートは、あまり増えてきませんね。
FRBもBOJも、過去に購入した国債などの償還が来ますから、何もしなければ、バランスシートは減っていくのですね。
ただ、米国はこの1月から追加で450億ドルの米国債の購入を行いますので、今後はBSが緩やかに増えていくのだろうと思います。
ここで考えてほしいのは、為替の決定要因としてこのマネタリーベースとか中銀のBSの大きさに比例するという説もあります。
(それが正しいかどうかはここでは省略します)
そういう考えからいけば、BOJのBSも増えるけれども、FRBのBSも増加するのです。
2012年の夏以降は、基本、BOJだけが増えたのです⇒円安要因
今後は、両方とも増えるのです。